平成13年度:大江町立本郷西小学校
         第3,4学年・学級通信  はくしゅ
   bS4   2001.6.21
  
  道徳:漁師さんの森づくり
 
◇階段の踊り場にあった小学図書館ニュースからヒントを得ての道徳です。
「さて、かくれている部分には、どんな文字が入るでしょう?漢字一文字です。」

            【正解;森・川】
  ・S君→「人」「海」
  ・Aさん→「海」 「川」
  ・A君→「人」「川」
  ・K君→「木」「森」
 こんな予想が出されました。ASさんからK君へ、
「どうして‘森’が関係あるんですか?」
という質問がありました。
 実はこれが、今日の道徳の大きなポイントなんです。
 
◇この後、「畠山重篤(ハタケヤマシゲアツ)」さんを紹介しながら授業を進めました。宮城県気仙沼湾で、カキ・ホタテの養殖業をしている方です。
 1989年から、「森は海の恋人」運動を始め、海につながる川の上流、山に植樹をする運動を始めました。フランス、スペインなどにも行ったり、研究者との交流もあり、「森」と「海」の関係に気づきました。日本全国に、運動は広がっています。 
 
◇本を読んだり、図書館ニュースの中の図を説明しながらの授業でした。
 ASさんの疑問、
 「どうして‘森’が関係あるんですか?」・・・・・これが解ければと思ったのですが、説明している私も‘ちょっと難しいな’と感じました。
 だから、畠山さんは、小学生にも様々な海の体験、植樹の体験をしてもらってるんだろうなと思いました。
 
【ASさん】
 カツオを食べるためには、すごいりょうの栄養とかが必要だとわかってよかったです。畠山重篤さんは、木を植えることをよく考えたなあと思いました。
 
【A君】
 りょうしさんたちがのりを作るとか、たいへんな仕事をしているとは、わかりませんでした。畠山重篤さんが植樹をしてるから、ぼくたちがカツオとかを食べられるんだと思いました。
 
【SSさん】
 畠山さんは、フランスなどに行って、勉強してすごいです。
 森と川がカキなどにかんけいあることがわかって、すごいです。
 
◇広い目で見れば、「森」と「海」の間に住んでいる私たちも、環境を守るためにしていかないといけないことがありそうです。

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